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蘇生の心「supporter」から皆様へ

2012年1月 7日 (土)

子供たちのために、未来のために!

私は医療従事者ではなく、福岡県で小学校教諭をしています。さまざまな機会を得て、BLS(Basic Life Support )講習会のインストラクターを各所でさせていただいております。

BLSインストを目指したきっかけは、当時担当していた学級の中に、さまざまな症状をもつ子どもたちが多く在籍していたということからでした。強いアレルギー反応をしめす子、重度の喘息の子、てんかん症状の子などなど・・・。

大切な命を預かる立場の自分に出来ることな何か、そう考えていた時に出会ったものが、「心肺蘇生法」でした。

この「心肺蘇生法」は子供達は直接、命に向き合い、その大切さと重さを理解できること、そしてその命を助けるための具体的な手立て・方法・スキルを友だちと共に学習しながら習得できるところに大きな特徴があると思います。

学校教育の中では、特に教科体育の中学校以降の保健学習での扱いがありますが、小学校段階からの取り組みもこれからは必要であると強く感じています。

しかしながら、今まで子供から大人までの一貫した救命講習会などはなかったのではないでしょうか?その理由として、学校内で起きる事故の多くは、軽傷であり、突然の心肺停止の発生率は極めて低く、心肺蘇生法を身につける必要性に迫られなかったのだと思います。事実、私もそのひとりでしたから・・・。

近年、子どもたちがスポーツや日常生活の中での何かしらのアクシデントによる胸部への強い衝撃を受けたために起こる心臓震盪の事故例が報告され、教育現場や保護者の注目を集めています。このようなことからも、まずは学校内でのバイスタンダー(倒れた人のそばにいる人)による迅速な心肺蘇生が重要であると考えます。つまり、子どもたちはもとより、教職員自らが心肺蘇生法を習得し、救える命を、救わなければならない命を助けて欲しいと思います。教職員のBLS講習会の受講を切望します。

さらに、子どもたちへは医療現場の現実を少しでも伝えていきたいと考えています。救急医療に携わる人々は毎日のように重症患者に対して一生懸命に救急活動を行っています。尊い人の命を救うために、汗を流しながら胸骨圧迫をする救急隊員(救急救命士)やそれを引き継ぎ1時間以上も蘇生処置を行う医師や看護師(医療従事者)がいることは実はあまり知られていないのではないかと思います。(私自身もBLSインストとして活動しながら、多くの医療従事者の方々と接することでわかったことですから)

だからこそ、形だけの命や心の教育ではなく、最善の医療現場で働く専門家たちが日々行っている救命の努力を子どもたちに投げかけていきたいのです。人形を使っての胸骨圧迫を実感させながら、自らの手を使い、汗を流しながら人の命を救う努力の大変さを伝えて行きたいと思います。

その為には、今まで行われていた学校教育における保健学習では十分ではありません。命を助けることがどれだけ大変であるかを実感できるプログラムやカリキュラム開発が私自身の課題でもあります。

 長々と述べてきましたが、とにかく大人になる前に心肺蘇生法というものを知る機会、体験する機会があるということは重要なことだと思います。人は大人になると、直感的に感じたとおりに行動できなくなる傾向があります。目の前で人が倒れた、という単純な事象でさえ、考え込んでしまってかけ寄るという行動がなかなかできません。

そこで、子どものときから、倒れた人をみたら「大丈夫ですか?」と声をかけるものなのだと学び、シミュレーションで体験している事柄があれば、大人になってからも潜在的に行動パターンが身体に残り、その後の応対が違ってくるのではないかと信じています。

自分や家族、友だちの命と向き合い、その命を守り、救うことの大切さと大変さを学ぶ機会をぜひ多くの子どもたちや教職員の方々に味わってほしいと思います。

誰もが、困っている人を見過ごさない社会をつくるために。子どもたちの未来のために・・。

                      福岡県行橋市

                      国際救命救急協会

                      AHA BLSインストラクター 宮城 強

 



 

2011年8月 7日 (日)

広げよう子供へ BLS

はじめまして 枚方公済病院(大阪府)臨床検査技師 薮 圭介と申しますhappy01

『市民へのBLS普及は病院業務の一環だ!!』 

そう考え、仲間と共に活動を開始したのが平成19年でしたshine

現在は、小学校に出向き胸骨圧迫を中心としたBLS普及活動をしています。

Photo

 

 <当院での心肺停止からの社会復帰1例目>

目撃者による「何とかしたい!」という思いから生まれました。

60代男性がゴルフ場で倒れた。息をしていない・・・何とか息をさせなと!!

そばにいたそのご友人は両胸を下から上へ強くさすっていたそうで… 

救急車は13分後に到着watch

救急車内のAEDで心拍再開後、当院に搬送hospital

(手袋、マスクを装着して多くのスタッフが備えていたのに・・・sweat01

心筋梗塞でしたwobbly

その友人の行為にどれだけの効果があったのかわかりませんが、後遺症もなく無事退院されました。そのとき強く感じました。

①院内の整備だけでは助かる人は増えない。

②市民への普及や教育は病院の重要な役割だ。

③細かな手技よりも助けたいという心が大切なのかなと。

 この症例を機に院外BLS活動を開始しました。

「簡単で誰でもできるBLS」の普及を行うため、無料出張、短時間講習としています。活動も5年目に突入し、一般企業や医療施設、そして最近では小学校高学年への指導を中心に活動していますschool

子供は思った以上に上手で短時間でも覚えが早く、そして何より夢があると感じています。一方、学校の先生方は、実際の蘇生現場での経験が無いにもかかわらず、生徒や先生への普及を任されており、教科書には載っているけどどう教えたらよいか?と言っておられる方が大半でしたbook

蘇生の心の動画はそういった方々に見ていただければと思い、チラシを配っていますhappy01

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私たち医療従事者の重要な役割として、断らずに受け入れる事や集中治療ももちろんですが、現場での経験を市民の皆さんへフィードバックすることも忘れてはならないのではと活動を通じ感じていますhappy01

平日に仕事を抜けて出かけるのはなかなか大変ですが、院内スタッフと、ボランティアで参加してくれている10数名の近隣の救急隊の方々に支えられながら活動が継続できていることを本当に感謝しております。この場をお借りしてお礼申し上げますm(_ _)m

 「子供から大人へ」蘇生の輪が広がることを期待してコツコツ頑張りましょう!

集う蘇生の心ホームページ:http://www.soseinokokoro.sakura.ne.jp/

 

 

2011年7月28日 (木)

普及の輪は日本を超えて・・・ドイツでも!

元近畿大学医学部付属病院CCMC→関西空港→ERナース→ドイツ在住@心肺蘇生インストラクターの杉山宏映(旧姓:中野)ですhappy01

関空在勤時代には、AED導入を本社に働きかけて、日本で最初に導入した空港として誇りを持っていますhappy01その後も空港スタッフをはじめ一般市民の普及啓発にも積極的に携わりました。

空港AEDの詳細はHPでご覧頂けますairplane

5分以内にAEDが使用出来る様に赤字を覚悟で本社を説得しました!bleah

http://www.kansai-airport.or.jp/service/safe/index.html

 そして今は退職し夫の赴任に伴い、御縁を頂いてドイツStuttgartで暮らしていますhouse 

幸せなことに、ヨーロッパ各国の友人に恵まれ、また旅行の機会も多く、各国の医療情報や一般市民の心肺蘇生普及状況、またAED設置に関しても学べる環境にいます。

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 ドイツ赤十字でも勉強し、こちらでも御縁を頂いて心肺蘇生+AED講習会を開催していますhospital

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永住されている日本人の方々や教育機関で、ありがたいことに重宝されています。

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 今後は、南ドイツにかかわらずドイツ全域やヨーロッパ圏内に住む日本人の方々に、言葉の壁で学びきれない講習会事情をたっぷり学習できる機会を設けられるように活動したいと思っていますshine

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 ヨーロッパに住んで、機会を待っていらっしゃる方々が居たら、是非に声を掛けてください!喜んでお伺いします!! may19hiroe@hotmail.com まで。

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 世界でみても、間違い無く日本はAED大国ですし、救急車到着も医療サービスも断トツ1番だと実感しますscissors 

また医療保険も恵まれて、こんなに高度医療を全国民が平等に受けられる豊かな国は、稀だと思います。

ですが、国民の心肺蘇生の普及度や積極性は、ヨーロッパでは比べ物にならないくらい低く、医療知識を知らなさ過ぎますdespair

日本の医療が豊か過ぎて、病院に簡単に掛かれる現状で、行けば何とかなるという意識が強い様に感じます。

AED搭載に関しても、先進医療の国で裕福で尚且つ治安が良くなければ導入できない環境ですから、意外にヨーロッパは空港や観光地以外で見かけることは難しいのが現状です。

 日本人であることに感謝して、誇りを持って、喜んでこれからも普及啓発活動に精進したいと願っています。     

若輩者ながら、こうしてここで活動できるのは日本で、関西で、南大阪でたくさんの指導者に出会い仲間に恵まれて、多くの御支援を賜ったおかげです。

初心を忘れず、日本で繋がるこのHPをご覧の皆様の努力と笑顔に元気を頂いて、私も微弱ながら御縁を頂いたヨーロッパで活動出来ればと頑張ります!

2011年7月25日 (月)

自分自身の経験を少しでも多くの人に伝えたい・・・

皆様、はじめまして m(_ _)m

浜松医科大学医学部附属病院 放射線部の竹井と申しますwink

大学病院では診療放射線技師として勤務する傍ら、週末には心肺蘇生の指導員としてあちこちのコースで知識の普及のお手伝いをしておりますhappy01


診療放射線技師は病院などで胸や手足などのレントゲン(X線)写真を撮るだけでなく、CTMRIの撮影、放射線を出すお薬(放射性同位元素:RI)を注射して検査を行う核医学検査、体の外から放射線を照射してがんを治療すること(放射線治療)なども行っていますhospital

現在の私は胸や手足などのX線写真やCTの撮影を主に担当しておりますが、少し前は血管撮影という検査を専門に行っておりましたnote

血管撮影とは・・・hospital

体中に巡っている血管(主に動脈)にカテーテルと呼ばれる細い管を入れ、血管を浮き出させる作用のあるお薬(造影剤)を注入して血管のX線撮影を行う検査です ヽ(´▽`)/

 今では血管撮影の技術を応用して治療のためのお薬を注入したり、出血している血管に詰め物をして止血したり、狭くなっている血管を風船などで拡げるなどの治療が多く行われており、動脈性の大量出血や心筋梗塞、脳卒中などに対して緊急の血管撮影が行われることもあります ( ^ω^)おっおっおっ

緊急血管撮影は重篤な患者に行われるため、患者の容態が急変してしまうことがありますdespair

また時間外の緊急検査では検査に携わるスタッフも限られているため、患者急変時にはスタッフそれぞれが色々な役割をこなしながら、患者の救命処置にあたることが求められますsweat01

私も緊急の血管撮影で、患者が急変する現場に何度も遭遇しましたsweat02

最初の頃は、患者が急変した時に何をすれば良いのか全くわからずdown金縛りのような状態になって・・・検査室の中の様子を見守ることしかできませんでしたsad

救命の最前線で働く医療従事者として今のままの自分ではいけないsign01と強く思っていた時、院内で二次救命処置(ICLS)講習会が開催される事を知りました。

講習会を受講して今まで自分が知らなかった知識を得られhappy01もっと深く勉強したいと思って数多くのコースに参加し、念願のインストラクター資格も得ることができました (v^ー゜)ヤッタネ!!

心肺蘇生コースを受講したおかげで心電図もかなり理解できるようになり、患者急変時にも慌てず迅速な対応ができるようになりました o(*^▽^*)o

このような自分自身の経験を少しでも多くの人に伝えたくheart01

心肺蘇生コースでは、明るくhappy01楽しくnoteわかりやすくscissors

受講生の方に、心肺蘇生のエッセンスshineをお伝えするよう務めております。

微力ではありますが、これからも心肺蘇生の知識の普及に関わっていきたいと思います happy01

 

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